片腕を見つける

過去に以下を投稿してます。

臆病者も必要でしょう

個人的1on1のメリット

 

いざ管理職へ!となっても、色んなケースはありますがいきなり一人で何でもかんでもできるか、というと私は無理です。

特に私の場合は最初の管理職が入社直後でしたから、ポジションだけでなく会社も会社の人も何もわからない中ですから、”初めての管理職”だけでなく”初めての会社””初めての人”という初めてだらけからのミッションスタートでした。

そうなると、仮にマネジメントの経験が豊富だったとしても、まず情報が圧倒的に不足してますし、何よりこちらが指示したとしても正しく実行されるか不透明です。

もちろん、指示命令を聞かないという困った人も0ではないですが、上司と部下がある程度意思疎通できてないと、ちゃんと実行はしてくれても意図とは異なるアクションだったりと、思うようにいかない事もあります。

だからこそ、何より着任時は1on1を配下全員と実施して、相手を知る事と同時に自分を知ってもらう事が重要であると考える訳です。

と、同時にやはり相手(部下)をよく知る事も非常に大きな恩恵になります。

□今回のポイント

相手を知る事の目的の一つは、今後長く付き合い関係性が変化していく事はあるでしょうが、何よりこの段階で「一緒に仕事できる相手かな」とか「話せる相手かな」という感触を見極める事も大きなポイントになると思っています。

上記に挙げた過去の記事にもありますが、臆病者は全然OKですが何よりそういうアドバイスをしてくれたり、何か計画立てたり実行するにあたりやはり壁打ちじゃないですが誰かの見解を聞いたり意見をほしいと思う事はあります。

また自身の管掌部門が大きければ、常に自分がそれぞれに細かく指示したり監督するのは限界がありますし、そこを無理して自分だけでやろうとするから負担が増えて潰れたりします。

だからこそ!

自分の片腕を作る

これは重要だと思う訳です。

つまり自分でNo2(腹心)を発掘したり育成する訳ですね。
そうすると断然日々の仕事が楽になりますし、それは何より精神的に負荷が軽減されます。

私自身が見てきた管理職(上司や部下含め)で、苦戦したり場合によっては休職されてしまう方の場合に見受けられるケースは、結局一人で抱え込み過ぎている感があります。

これは相談できないケースに陥る事もあり、それがその人から見て上司に対しても部下に対しても両方あるように見受けます。

ただ、上司はどうしても指定は難しいです。相談先が更に上の人やある程度人事権ある人に相談できる環境であれば別部署へ異動なども可能になるとは思いますが。

しかし配下については管理者たる自身が一定の人事権があります。

もちろん、それ相応のポジションを提示してあげる方が抜擢しやすいですが、それは後の話としてまずは日々業務の中で相談したり自身に代わって動いてくれる人を見つける事が、何より精神的にもマネジメントしやすくなるポイントだと思います。

軍師とまで言わずとも、こういう片腕をどれだけ抜擢できるか、は管理職に着任する上でまず最初の一歩だと考えます。

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