マネージャー(管理職)になるまでは、フリーター時代含めると10数年かかりました。
自己紹介でも述べた通り、所謂一般的な社会人の道を辿っていないので、大手などでは新卒から数年で主任など肩書を得る事もあるわけですが、私は30歳過ぎても30代中盤になっても一般職しか経験していません。
だからこもしれませんが、『人より10年遅れている』という感覚がずっとありました。
準社員という形ではありますが、30過ぎてようやくまっとうな社会人になったと思うので、実際新卒=23歳と考えると10年遅れてますね。
なので、その頃には私より年下でも階級が上の人は何人も見てますし、結構な期間直接の上司は年下でしたが、最初はそこに違和感覚えるでもなく当たり前のように過ごしてました。
ただ、32歳くらいの時に色々あって、自分の現状がさすがにマズイぞ、と思うようになり、急にエンジン入ってシャカリキになって働き始めた感じです。
何があったかはさておき、10年の差を埋めようとするのは中々至難です。
仮に何か強力な資格など持ってるとか、絶対的なスキルを持っている、とかであればまだ良いのですが、正直当初はそんなもの無かった記憶です。
だからこそ『人一倍がんばる』という極めて単純でシンプルな事をするしか選択は無かったというのが現実だったと思います。
□今回のポイント
そんな中で本などもよく読む中で参考にしたのが、
一つ上の仕事をする
という考え方です。
一般職ではありましたが、主任クラスの人の動きを良く見ながら真似してみたりと、目線を一つ上に上げて日々の業務に取り組むようになりました。
もちろん、一般職としての自身のミッションもありますから、そこを怠る訳ではありません。
表現を変えると、一つ上の目線で仕事を考えると、自身がやるべき事もより意味というか意義を感じるようになりますし、だからこそ今の自分のタスクもそれが良いのか改善余地はあるのか、など色々考えるようになります。
そうするといつの間にか言われてやってる事などやらされてる仕事が、自分で”やる”ようになっていき、そこに評価もついてきます。
また、そうやって考えながら業務にあたるので、それこそ転職など考える場合にも具体的に職務経歴に自身の実績など書き込めるのでは、と思います(盛るとかではなく)。
少しでも仕事に対し前向きになれる要素になれればそれが何より最上かな、と思う次第です。
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