私は特に自分自身が特別優れていると思った事はありません。
ただ、ミッションを何が何でも達成させたい、という意思はあります。
シンプルに「失敗」が怖いからです。
なので、ミッション達成には何が必要か、というか「自分で達成できるか」を考えます。
無理、ないし難しそう、と思ったら即上司に相談してました。
もちろん、何でもかんでも「できない」という事は無いですし、まずは自分で調べるなどしてどのように実現できるかはしっかりと検討します。
それでも難しそうなら、即時「助けて!」とヘルプを出します。
何故ならそれは「ミッションを確実に達成させたい」からです。
仮に自分が出来ない事によって、自分の評価が下がり降格降給であれば致し方ありません。
最もそうならないためにどうすれば実現できるか、という手段も含めて相談します。
□今回のポイント
「助けて!」って中々言えないんですよね。
配下(この場合、一般職も管理職も)は中々この一言を言えずに抱え込んでしまう人が多かったです。
色々理由があるでしょうが、例えば「助けて」と言えば「怒られる」と思うのでしょうか。
しかし結局ミッション達成できない訳ですから、取返しつく段階ならまだしも期限過ぎて取返しつかない段階ならもっと厳しい結果になりますね。
(もっともそうなる事も想定して、しっかりと動きを見て難しそうなら先に動いちゃいますが)
以前にも取り上げた、「ミステリと言う勿れ」を参考にしてみましょう。
「己のお客様体質に気をつけろよ」
こんなセリフ聞くと、最近よくある受け身というか指示待ちみたいな事を揶揄してるのかな、と思う訳ですが、このセリフは物語の登場人物である備前島(びぜんじま)警部のものです。
で、このセリフの意味がわかるシーンは、その部下である猫田(ねこた)刑事が後輩に伝える場面で、実際に自分が言われたシーンでした。
「助けてくれも言えないのか!」
「おまえはお客様じゃない。このチームの一員なんだ。」
「もっと俺たちを頼れ!ど阿呆!」
自分の力でミッションを達成できれば良いですが、管理職であれば自分がワーカーになるだけでなく、配下を活用し自部署だけで難しいなら他部署や上長巻き込んで達成できればむしろ十分です。
むしろ助けを必要とする場面は、納期前だと思います。
早いうちに助けを呼んでくれる方が助かるものです。
”自分一人で達成させる事が”目標であるミッションなのか、”目標達成できればゴール”なミッションなのか、よく見極めてアクションすべきでしょう。